●2000年10月〜11月  WEST JAVA編



10月23日〜11月7日まで、ジャワ島西部に行ってきた。
この、旅のキッカケになったのは、9月中旬から北海道では全く波が良くなくなり、
毎日イライラし、何も手につかない状態になってしまった事。それに、寒くなってきたのもあるし、思いっきりSurfingしたい!そう思った時、苫小牧のサーファーで、ニセコでもバリバリ滑ってるいるO氏にTELした所、快く2つ返事で旅の話がまとまった。

2000年夏は、ずっと北海道をキャンプしながらSurfingしたが、あちこちのサーフポイントで良い波の日に結構O氏とはセッションした。
今年のレギュラーNO.1といえる波をサンセットの30分ぐらいO氏と二人で、乗りまくったのが記憶に新しい・・北海道のこのポイントは、トップシークレットで、名前は言えないが、●町の湾の奥。普段はフラットばかりの所。

97年の春、ひざ腰で、良い波が立っていて、ボトムは玉石、いつかサイズが上がれば
狙って行こうと思っていたところ・・その夏に頭ぐらいにサイズUPしたので、入ってみると思った通りの良い波。友達と2人だけで、ずっと2人のままでレギュラーの壁をとばしまくった。
良いスウェルが入ると、150mとか200m。スウェルの方向によるとチューブも巻くし、それからは低気圧や、台風が近づくと必ずチェックし、そのポイントに行くようになった。
このポイントは本当かどうか知らないが、僕が始めて入ったとき、目の前にいた漁師が、「ここでサーフィンしたヤツは今までおらんぞ」と言っていた。本当なら光栄だ!
2000年も台風9号のお陰で、3日間僕たちに良い波を与えてくれたこのポイントは、大切にしていきたいと思っている。


WEST JAWAは、本当に良かった。軽く友人の前情報は聞いていたが、情報どおりのところだった。
BALIみたいに物売りはいないし、ローカル達も気持ちのいい奴ばかり・・そして波に乗る以外には何も無い田舎。時期的にもオフシーズンだったので、他にツーリストがいなかったのもリラックスサーフィンが出来たおかげだった。16日間で出会ったサーファー達は日本人2人と、オージー2人、あとはローカルだけ。

メインにサーフしたのは、チマジャ。ここはボトムが玉石で日本の河口のいい波といった感じの波。ちょっと距離は短いが良いパワーの波だった。
気持ち良く乗れるのは頭から頭半ぐらいまで、ダブルになるとダンパーになるようだった。滞在中はそんな感じだったが、ダブル以上でも、もしかしたらキレイに割れるかもしれないなぁ・・と思えた。
初日頭半ぐらいで、チューブがグリグリ巻いてローカル達は皆、熱くバレルを楽しんでいた。

板は6.2で入ったが思ったよりもキツく、すぐ6.8にチェンジ。
人が少ないので乗りまくりの16日間!
しかし、時期が時期なので滞在期間中の半分は胸以下だった気がする・
そんな時は、バイクで10分ぐらいのサンセットビーチがおすすめ!
サンドバーがキマっていて、レギュラー、そしてちょっぱやのグーフィーが日によって
どちらかがキマっている。お金があるなら、チクンバン近くの漁師の船に乗せてもらって行くが、炎天下の中屋根の無い漁船に1時間半。
ボードケース等でなんとか日よけをして、途中で買ったナシチャンプルーを頬張りながら・・そのポイントは「サワルナ」といい、ここはグーフィーでボトムは珊瑚。

その日チマジャが胸ぐらいだったが、ここは頭〜頭半のパーファクト!
このポイントはローカルのアグスにガイドしてもらった。
このサワルナの奥はビーチになっていて、ポイントから家が見えた。もしかすると、交渉次第でステイできるかも??と考えながら、アグスとその弟と、O氏と4人で、3時間程波に乗りまくった。ボトムはインサイドが以外と浅く、ブーツを履いていたので楽だった。

インドネシアを旅するのに、食事は重要だ。何を食べてもうまい。
おすすめはチマジャからバイクで10分ぐらいのダウンタウン。
ここは大きな港町で、見渡す限り屋台といった感じ。ウマいもの格安で食べ放題!
土曜の夜はディスコもOPENするというので、早速行ってみたが飲み過ぎで余り覚えてない。
帰りのバイクで寝そうになってなんとかバイクから落ちないようにしていたのは覚えている位で、目覚めたらベッドの上だった。

ゲンテン方面のサーフトリップもお勧めだ。
チマジャで知り合ったオージー1人と日本人1人と、俺たち2人で、ベモを借りて、タートルズに旅立った。このベモ超オンボロで、シャーシとボディーが離れていた・・
雨が降っていたんだが、0氏の、「この車泥水入ってきてるよ」の一言で気が付いた!車の後ろ部分の全部溶接がとれてる!最初はガタガタ道で、ボディーが揺れていると思っていたのは間違いで、ボディーだけが勝手に左右に揺れまくっている、その隙間から泥水が入り放題・・それにこのドライバーは最初から、ちょっとオカシイ・・と思っていたが、ずっとアクセル全開だ!それはこっちのドライバーなら、みんな飛ばすからわかるんだけど・・・やっぱり何かオカシイ。


シャブでもしてるのか?と思っていたら、同乗していた人もみんなそう思っていたみたいで、こっちでその話で盛り上がっていた。・・・まではよかったが・・この車ショックアブソーバーが4輪とも死んでいて、もろ地面の凸凹を拾ってくる・・JAVAの田舎道はいったい何年前に舗装したんだ??というぐらいあちこち穴だらけ・・他の車は穴を避けて走っていくが、うちのドライバーは関係ナシ!レーサー気取りで崖の切りたったほそ〜い峠道を穴も関係ナシにドリフトしていく・・最初はみんな笑っていたが、だんだん心配になってくる・・・
そんな時、とうとう左前輪がバーストした!バナナ畑に落ちそうになりながらやっと車は止まった。しかしコイツはジャッキをもってなかった・・・
あっというまに、ヒマなジャワ人が集まってきて、みんなで車を持ち上げ、大きな石をかまして、タイヤ交換は終った・・・

手伝ってくれたジャワ人にタバコを1本づつ渡して、その場を出発!
一安心して、タバコに火をつけようとした瞬間・・・またもや、急ブレーキをかけながら
左側のバナナ畑に落ちそうになりながら車は止まった・・・
バナナ畑に転がって行くタイヤが1本見えた!!!俺たちは笑い転げた。
思いっきり笑っているとドライバーが怒り出した!あまり怒るものだから、笑うのを止めて手伝おうと思ったが、「タイヤ止めるネジがないやんけ!」・・ということで
色々考えたあげく、のこり3本のタイヤより1個ずつネジをはずして付ける事になった。当然転がっていったタイヤはドライバーが拾ってきたが、まだ怒っていた(笑)


そんなこんなで、4時間以上かかってタートルズに着いたが、波は本当に良かった。
サイズこそ頭位だったけど、パワフルでホレた波は実にスピードサーフィンだった。
波がよければ、4,5日いる予定だったが、次の日サイズは下がり、タートルズはサーフ不可能。

宿は、MAMASロスメンがおすすめ!タートルズまでバイクで10分。タートルズが無い時サーフするビーチブレイクまでバイクで15分。このビーチをバイクで走るのも気持よかったなぁ〜長いビーチをバイクで走り、良いブレイクのところで、サーフする。
湾になっていて、東に行くほどサイズは上がり、西に行くほど小さい波だ。

タートルズで知り合ったマーガレットリバーから来ていたオージーは「俺はでかくなきゃイヤだ」と言って、1番東のクローズアウトのダブル近い波を1人でパドルアウトして行った。しばらく見ていると、30分位かかって、アウトまで出て行った。
ホント「ばけもんだね〜」なんて皆で言っていて、その後見ていたけど、1本も乗れないから飽きてしまった俺たちは西の方のビーチで胸〜頭ぐらいの良いサンドバーを発見してファンサーフィンを楽しんだ。皆で、2晩宴会したが、マーガレットリバーのオージーはバカで陽気な、BIGWAVERだったなぁ。

WEST JAVAは本当に仕事の無い町。現金収入が無い・・
everyday 仕事があるのは少数で、しゅうに1回しか仕事が無いとか、全く仕事の無い人も
数多くいる。トリップサーファー達がいるお陰で、彼らの仕事が出来ている。
ホテルが建ち、ロスメンができ、ワロンができ、ベモが走り、若い連中は、バイクでサーファー達をポイントに連れて行ったり、クサやシャブエクスタシーをを売ったりで生活してるのもいる。波の小さい日は、ビーチに立ち、投網をうつ。10回投げても取れるのは10センチぐらいの魚が数匹。。サーフボードを持っていないローカルも数人いる。板をリペアするにもブルーレジンが無い。みんなボロボロの板を回し乗りしている。

16歳のデデは、スパイダーがスポンサードしていて、新品の板を持っている。奴は5歳でサーフィンを始めて、今16歳。他のローカルと違いクサもシャブもやらない。
将来プロになってほしいなぁ〜と思った。
最終日、ジェリーの家で、ローカル達が集まりパーティーをした。
ママがスンダリの美味しいソースを作ってくれ、兄弟達が魚を炭焼きしてくた。
ビールやジャワの酒、(名前は忘れた)皆で酔っ払った。本当にまた
行きたい所だ。最近サーファーが増えシーズン中はウルサイくらい賑わっていると
ローカル達が言っていたが、やはり、立派なホテルがあるくらいなので、
人は多いだろう・・俺は次回もオフシーズン狙いかなぁ。

ローカルサーファーのエディン・オトイ・パルマン・デニー・ディディ・アグス・ジュリィー
リナ・ワヤン・ウェンディー・ディディン・ジュリー・ジェリー
楽しいサーフィンが出来た事を感謝します。

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